TVアニメ「恋は雨上がりのように」プレミア先行上映イベントの様子をお届け!
1月6日、TVアニメ『恋は雨上がりのように』のプレミア先行上映イベントが新宿バルト9にて開催されました。上映後のトークショーには、主人公・橘あきら役の渡部紗弓さんをはじめ、近藤正己役の平田広明さん、喜屋武はるか役の宮島えみさん、西田ユイ役の福原遥さん、渡辺歩監督が登壇。1月11日の初回オンエアに向けての意気込みを語りました。
まずは主演の渡部さんが「みなさん楽しんで頂けましたか?」と問いかけると、温かい拍手が送られました。ファンの好感触に渡部さんも「よかったです」と笑顔を返し、和やかな雰囲気の中でトークショーがスタート。
冴えない45歳の店長・近藤役を演じた平田さんは「私自身はとっても冴えてる54歳でございます」と自己紹介し、さっそく客席の笑いを誘いました。
本作は累計発行部数185万部を超える人気コミックが原作です。
渡部さんは「とってもゆっくり時間が流れている」ことが作品の魅力だとコメント。「自分のペースでゆっくり楽しみながら読める作品は、最近はなかなかないなと思っていました」と原作を初めて読んだときを振り返ります。
歳の離れた店長に恋をしたあきらの真っ直ぐな恋心に「やさしい気持ちになれました」と胸の内を披露しました。
宮島さんはキャラクター造形のリアルさに驚いたそうです。「あきらや店長も現実の世界で 普通に暮らしていそうですよね。生活の一部を切り取って覗いているような感覚になりました」とコメント。福原さんも正統派ラブストーリーの虜になってしまったようで「なんでこんなに甘酸っぱいの!」と率直な気持ちを伝えました。
平田さんは足をくじいたあきらを店長が車に乗せようとするシーンがお気に入りとのこと。あきらを抱きかかえるわけにもいかずあたふたする店長が印象的で、彼の人の良さが垣間見られる場面です。
渡部さんは第3話のラストシーン。木の下であきらが店長に自分の気持ちを伝える場面で、思わず「可愛い......」と声を漏らしてしまったそうです。イベントでは、その名シーンをモチーフにした新規キービジュアルも公開されました。平田さんがキービジュアルの店長と同じポージングを披露する一幕もあり、会場はまたしても笑いに包まれました。
またあきらとユイが「胸がときめくもの」を交互に言い合うキュートな場面も話題に。実際に「ときめくもの」を聞かれた福原さんは「焼き肉!」と回答。その意外な答えにキャスト陣も「豪快だなぁ......」と驚きを隠せない様子でした。
最後は渡辺監督が「スタッフも全力でこの作品を愛しております。その想いが放送を通じて皆さんに伝わることを願っております」とファンにメッセージを送りました。17歳・45歳のそれぞれの季節を、あきらと近藤がどう駆け抜けていくのか。要注目です。