アニメ「舟を編む」の本格始動にあわせて、 三浦しをん氏(原作)・雲田はるこ氏(キャラクターデザイン原案)からメッセージが到着!
メッセージ:三浦しをん(原作)
アニメ『舟を編む』、順調に準備が進んでおります。 シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです! しかも、原作の連載当時からイラストを担当してくださった雲田はるこさんに、キャラクター原案としてご参加いただけるとは! 鬼に金棒だ。
先日、雲田さんと一緒にアフレコにお邪魔したのですが、キャストのかたがたも実力派ぞろいで、すごかったです......。登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。 いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます。みなさまにも、放映開始を楽しみにお待ちいただければ幸いです。関係者全員入魂のアニメ『舟を編む』を、どうぞよろしくお願いいたします。
メッセージ:雲田はるこ(キャラクターデザイン原案)
『舟を編む』連載開始当初から、担当さんと二人で「世界一の『舟を編む』ファンである」事を自負してまいりました。 そんな大好きな作品が、発刊から長年に渡って愛され続け、ついにアニメ化です。 こんなに感慨深い事はありません。しかもキャラクター原案としても関わらせて頂き、先日はアフレコにも立ち会わせて頂きました。
冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした。 声優さん方によって命の色が吹き込まれて行く様子はとても特別なものでした。これから絵も動いて、色もついて、我が子...というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクター達が動いて行く事、楽しみにしております。是非、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです。